モバイル(小型)プロジェクター比較 400-PRJ021 購入レビュー
モバイルプロジェクター比較と、サンワサプライ「400-PRJ021」購入のレビューです。
購入のきっかけは、仕事で使うことが目的でした。クライアント先での打ち合わせの際に、サッと取り出せて、スッと使え、持ち運びも簡単・・・、そんな手軽に使えるプロジェクターがないものかと思って探したところ、サンワサプライのモバイルプロジェクター「400-PRJ021」に出会いました。これはホントに便利で使えるアイテムです。
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既に半年程使ってますが、特に困ったことはありません。200ルーメンの明るさなので、部屋を真っ暗にしなくても十分見えますし、解像度も申し分ありません。少人数の打ち合わせには十分なスペックで、とても満足しています。
ここでは モバイルプロジェクター選びのポイントと、サンワサプライの「400-PRJ021」の特徴 を紹介します。これからモバイルプロジェクターの購入を検討されている方のお役にたてればうれしいです。
モバイルプロジェクター選びのポイント
モバイルだからといって小さくて軽ければいいかというと、そうではありません。購入してから後悔する前に、モバイルプロジェクター選びのポイントを押さえておきましょう。
モバイルプロジェクターを選ぶうえで一番重要なのは「ルーメン(明るさ)」です。
この値が高ければ高いほど明るく映るというわけですね。ある程度の数値があれば、蛍光灯下でも十分表示できます。逆に低いと部屋を真っ暗にしないと見えにくくなります。打ち合わせの場では、いちいち電気をつけたり消したりしていては時間がロスしてしまいますし、お客様にも手を煩わせる結果となってしまいます。
できるだけ数値の高いものを選ぶことをおすすめします。
「解像度」も重要です。
モバイルプロジェクターの多くは、スマートフォンが対象です。スマホの写真や動画を投影することが目的となっている機器が多く、解像度が低い場合が多いです。そうなると PC からの出力には耐えられず、プレゼン資料や Web サイトを見るには字が読めないなどの問題が発生します。
映写距離をどの程度取れるかにもよりますが、省スペースの打ち合わせルームで使うとなれば、50cm~4m位でしょうか。この距離で十分な投影(字が読める)ができるかどうかがポイントになるでしょう。
最後は「連続投影時間」ですね。
一般的な打ち合わせの時間は 1~2時間 ですね。少なくともこの範囲はバッテリーだけで駆動してもらいたいものです。そうでないとACアダプターを持ち運ぶことになってしまいます。
せっかくモバイルプロジェクターを購入するのですから、できるだけ余計なものは持たずに手軽に持ち運びたいですよね。
モバイルプロジェクター比較
各メーカーのモバイルプロジェクターの比較です。
カバンに入れて気軽に持ち運べるというのが条件です。大きすぎたり重すぎたりするものは除外しています。概ね下表のものになるのではないでしょうか。
この表の"明るさ"、"解像度"、"連続投影時間"を比較すると、「400-PRJ021」が魅力的なことがわかります。重さも一番だけど・・・^^;
400-PRJ021が届いたよ
様々な比較・検討をした結果、サンワサプライの「400-PRJ021」をネットで購入しました。
外箱は思ったより大きかったですね。いったい何が入っているか・・・。
・・・と思ったら、内箱は超小さい!iPhone6s と比べるとこんな感じ。ちょっと過剰梱包じゃないかしら・・・。
箱を開けて中身を全部出してみるとこんな感じです。
本体、ACアダプター、HDMI-ケーブル、三脚、キャリングポーチ、HDMI-MHLケーブル、GALAXY用アダプターが入っています。各々の大きさは iPhone6s を比較用に置いているので判断してください。残念ながら iPhone に接続するには、別売りの「Apple Digital AV アダプタ」が必要です。
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本体の大きさはこんな感じです。iPhone6s と比べてもそう変わらないですね。十分ポケットに入るサイズです。
薄さはどうでしょうか。やはり少しゴツイ感がありますね。
重量は約 300g。iPhone6s を持った後では重さを感じますが、気にならない程度です。。安っぽさも感じないのでヨシですね^^
左側面の様子です。"電源スイッチ"、ピント調節用の"フォーカスダイヤル"、"内臓スピーカー"がついています。HDMI接続で映像と音声を同時に出力できます。
背面の様子です。左から、"3.5mmステレオミニジャック"、"USBポート"、"HDMIポート"、"ACアダプタ接続口"となっています。
このモバイルプロジェクター、実は充電してあればモバイルバッテリー替わりにもなります。
まぁ、普段は使わないと思いますけど、緊急時には何か利用できるかもしれませんね。
三脚は、裏面のネジ穴に取り付けます。キッチリ締めておかないと、フラフラして倒れてしまいますのでご注意を。
これで完成です。ケーブルを挿して早速投影してみましょう。
400-PRJ021を使ってみる
早速「400-PRJ021」を使ってみましょう。
フォーカスはマニュアルとなっていますので、左横のフォーカスダイヤルを回してピントを調節します。
窓からの光がない蛍光灯下で、距離はおよそ1.8メートル。投影先は壁で、スクリーンではありません。どうでしょうか?ちょっと打ち合わせで利用するには十分じゃないでしょうか。写真が反射しているので、わかりにくいかもしれませんが・・。
ちなみに電気をOFFにすると、こんな感じです。よりはっきり見えますね。
「400-PRJ021」は、高解像度の 1280×720 の HD サイズですので、PC の画面を出力しても文字が十分読めます。検証したところ、壁から 2m 程で横幅が約 60 インチ(152cm)、4m 程で約 100 インチ(254cm) となりました。
まとめ
サンワサプライの「400-PRJ021」は、他のモバイルプロジェクターに比べるとちょっと割高ですが、個人的にはスペックに満足しています。今回ご紹介したのは、あくまでビジネスでの利用方法でしたが、プライベートでも十分使えると思います。予算に余裕があれば、ロールスクリーンやスピーカーなんかも用意して、映画鑑賞なんかしちゃってもいいかもですね。もちろんスマホに記録した写真や動画を再生して、思い出にふけるのもアリ!
安い買い物じゃないので、買った後で後悔しないようにじっくり検討してくださいね。
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おつかれさまでした。