Eclipse ステップ数を集計する方法
Eclipseでステップ数を集計する方法です。
ステップ数とは、コメントや空白行を除いたコードの行数のことです。プロジェクト規模の目安になるなんて言われていますね。
今回は「ステップ数によって予測されるバグ数に達しているかをチェックするため」という、謎の黒魔術のためにステップ数を集計することになったので、Eclipseでの作業手順を残しておきます。
ここでは Eclipseでステップ数を集計する方法 を紹介します。
Eclipseプラグインの導入
Eclipseでステップ数を集計するには「StepCounter」というプラグインを導入します。
下記のサイトから「 jp.sf.amateras.stepcounter_x.x.x.jar 」をダウンロードし、Eclipseの「plugins」ディレクトリに配置します。
・https://github.com/takezoe/stepcounter/releases
今回はバージョン 3.0.4 を利用しました。
Eclipseを起動し、パッケージ・エクスプローラーからステップ数を集計したいディレクトリ、またはファイルを右クリックして、ステップ数をカウントします。
すると「カウント結果タブ」に集計結果が表示されますので、右クリックから「クリップボードにコピー」や「Excelファイルに保存」などを使ってファイルに保存します。
ファイルを開くと、、、
おおおー、ステップ数が集計されているー!!
本家サイト
まとめ
Eclipseでステップ数を集計する方法を紹介しました。
古い風習が残る企業では、相変わらずステップ数で工数見積やテスト密度の指標に使われているところがあるようです。個人的には同じ結果を返すメソッドでも、コード行数には大きな差があるため、ステップ数に頼りすぎるのはどうかと思いますけどね。最小行でかけるプログラマーもいれば、ダラダラとクソースを書くプログラマーもいます。自動生成されるコードも多いし、開発手法の多様化が進んできた現代では、ステップ数による工数見積もりなど有力な基準とはならないと思うんだけどな。どうなんでしょうかね。
とりあえず筆者の考えでは、ステップ数を把握するなら参考値として使えって感じですかね。
おつかれさまでした。