Flash Builder デバッガーバージョンが見つかりませんに対応する

Flash Builder デバッガーバージョンが見つかりませんに対応する方法です。

インストールされている Adobe Flash Player はデバッガーではありません

Flash Playerのバージョン11.4以降がインストールされている場合、Flash Playrerのアップデートをおこなうと常に出てくるメッセージがコレです。

インストールされている Adobe Flash Player はデバッガーではありません。

Flash Builder で、Adobe Flash Player の必要なデバッガーバージョンが見つかりません。Flash Player のデバッガーバージョンをインストールするか、Flash Builder を再インストールする必要がある可能性があります。

現在のバージョンでデバッグを試みますか?

「はい」を選択しても動かないことがしばしば・・・。正直毎回メッセージが出てメンドクサイのでデバッガーをダウンロードして対応しましょう。

ちなみに「Adobe Flash Player をダウンロード」のリンクをクリックしても404ページに飛ぶだけで使いものになりません。いったいなんだんだ、これ。


Flash Builder デバッガーをインストール

いつも Google さんで探しているんですけど、キーワードを忘れることがので、ここにリンク張っておきます。

Adobe Flash Player - メニュー ダウンロード

中央付近までスクロールするとダウンロードのリンクがあります。実行環境に合わせてダウンロードしましょう。

デバッガーをダウンロード

Windows 以外にも Mac用、Linux 用があります。

まとめ

最近は「Flash Player」の重大な脆弱性がガンガン見つかり、Adobeさんしっかりしてよーって思うところがあります。セキュリティ関連の問題が続くようであれば、ユーザーのFlash Player離れ、Adobe離れがどんどん進んでしまうのではと危惧しているところです。

以前、同業者の方から「今の時代は HTML5 でしょう?」「Flash の時代は終わったよ」など、鼻にかけて話しているのを聞きました。ネット上でもそのような記事が散見されますね。これはApple社がiPhone/iPadではFlashはサポートしないという現状から、なぜその経緯にいたったかは抜きにして、ネットの情報に過剰に反応された結果なのではないかと思っています。あくまでモバイルの話なんですけどね。そして残念なことにそんな発言をされている方々に限って「Adobe Flash Player」と「Adobe Flash」の違いもわかっていないことが多いです。正直、ちょっと恥ずかしいと思いました。

エンドユーザーからすれば、そのアプリケーションが何で作られているかというのはさほど重要ではないと思います。HTML5 であろうが Flash であろうが、動作環境をきちんと把握し、その都度最適な技術を提案・検討できればいいのではないかと考えます。

なんて、仕事で Adobe AIR アプリを作っている現状からこんなことを言ってしまいましたが、いずれにしても「Flash Player」の最も重要なセキュリティ関連の問題がいつまでも解決しないのであれば、ユーザーは離れ、近い将来消滅する可能性だってあります。

Web業界の5年後なんて予測できませんが、5年後もユーザーにとって必要な技術であるか、開発者に求められる技術であるかどうかは Adobe さん次第ですかね。

おつかれさまでした。

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