「Beats Pill+」 ポータブルBluetoothスピーカー購入レビュー!使用感と評価など

ポータブルBluetoothスピーカー「Beats Pill+」の購入レビューです。

「Beats Pill+」 ポータブルBluetoothスピーカー購入レビュー!使用感と評価など

Beats Pill+」 とは、Beats by Dr. Dreのポータブルスピーカーです。Bluetooth搭載で、スマートフォンをはじめとする各種オーディオプレーヤーとの接続が容易にできる。音楽がワイヤレス再生できる上、持ち運びも可能。

「Beats Pill+」を直訳すると「鼓動の錠剤」みたいな感じかな。上図の通り、錠剤みたいなデザインになっていますね。「+」が付いているのには、従来の「Beats Pill」の後継モデルだからですね。ちなみにBeatsは、2014年7月にAppleによって買収されて、正式にApple傘下になっています。

ここでは 「Beats Pill+」 ポータブルBluetoothスピーカーの使用感や評価 をしたいと思います。

あくまで個人的な評価です。


Beats Pill+の特徴

「Beats Pill+」は、ポータブルBluetoothスピーカーです。SBCとAACコーデックに対応しています。コーデックとは、ファイルの圧縮・伸長形式のことです。

Bluetoothのコーデックを簡単に説明すると下表のとおりです。

コーデック説明
SBC標準コーデック。高圧縮で音質が劣化したり遅延が大きかったりする。他のコーデックに比べて劣っている。
AAC主にiOSで採用されている。高音質な音楽を少ない遅延で楽しむことができる。Android 8.0以降で標準対応された。
aptX主にAndroidで採用されている。CD音源に近い高音質を楽しむことができる。
aptX HDaptXのハイレゾ版。
LDACソニーが開発。ハイレゾにも対応している。

Class1対応で通信距離が長く、機器間の接続は途切れにくいとのこと。

木造3階建てでの検証ですが、iPhoneを1階に置いてスピーカーを3階まで持っていても接続は切れませんでした。

スピーカーは、トゥイーター2基と、ウーファー2基による4ドライバーの構成となっています。音質については、低音が強い曲でも高域がきちんと聴こえるよう配慮されている。低音から高音までの音のバランスが重視がされており、ボリュームの大小に関係なく音楽を楽しむことができるようです。

実際に聞いてみた感想としては、ボリューム小さめでも中高音はっきり聴こえるし、低音にメリハリもあるなって印象ですね。

音質に関しては個人の好みがあると思いますので、店頭で聴き比べをしてみることをおすすめします。

充電用コネクタにはLightning端子が採用されています。この辺りはApple傘下らしい。iPhoneとの親和性は十分ですね。

充電用コネクタにはLightning端子を採用

公式では3時間の充電で、約12時間再生できるとのこと。

ちなみにiPhoneやAndroidをスピーカーにつなぐことで給電することもできます。

Beats Pill+でiPhoneへ給電

もしもの時にはモバイルバッテリー代わりに使えますね。

デザインは至ってシンプル。ボタンは上部にしかありません。左から電源ボタン、「b」ボタン、音量ボタンとなっています。

Beats Pill+は左から電源ボタン、bボタン、音量ボタン

電源ボタンは長押しすることでオンとオフが切り替わります。すぐ横にある4つのランプで、どの程度充電されているかがわかります。

「b」ボタンは、1回押しで再生、2回押しで次のトラック、3回押しで前のトラックへ移動できます。もちろんiPhoneからの操作でも可能です。通話中に押すと通話を終了させることもできます。

音量ボタンは左でボリュームダウン、右でボリュームアップとなります。音量もペアリングしたiPhoneの操作と連動します。

気になる価格はApple公式で18,800円。Amazonなら18,448円。

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決して安くはないけど、Apple好きやBeats好きにはおすすめです。製品の口コミにもBeatsが好きだから買ったって人、結構いましたからね。

Beats Pill+を使ってみた

購入したのはホワイトです。さっそく開梱してみます。箱のデザインがめっちゃオシャレ。この辺りはさすがApple傘下という感じでしょうか。

Beats Pill+の外箱

これが箱から出した状態です。本体と充電用のLightningケーブルが付属されています。

Beats Pill+の箱の中身

開梱時に30%程充電されていましたが、とりあえず充電しましょう。

サイズは 高さ:6.36cm、長さ:21cm、幅:6.92cm です。写真はiPhone XSが一緒に置いてあります。

Beats Pill+のサイズ

重さは750g。

Beats Pill+の重さ

手に持ってみるとズシッとしていて、大きさの割に思ったよりも重いなという印象です。

Beats Pill+とペアリングする

iPhoneを設定して、Beats Pill+とペアリングします。

Beats Pill+の電源ボタンを長押しして起動します。電源が入ると「b」ボタンが光ります。めっちゃオシャレだ。

Beats Pill+の電源ボタンを押すとbボタンが光る

オン・オフ時に、大音量で起動音・終了音が鳴りますのでご注意ください。後述するアプリの設定で消せます。

iPhoneの「設定」から「Bluetooth」をタップしてOnにします。しばらく待つと「Beats Pill+」が表示されるので、それをタップして「接続済み」となれば完了です。

iPhoneでBluetooth接続

設定は初回だけです。次回以降はBeats Pill+の電源を入れれば自動でペアリングされます。

Beats Pill+アプリを設定する

「Beats Pill+」を最大限に活用するためには専用アプリをインストールします。

Beats Pill+専用アプリ

アプリでは「増幅」「ステレオ」「DJプレイ」の3つの機能があります。いずれも2台のBeats Pill+をペアリングする必要があります。

Beats Pill+アプリでは増幅、ステレオ、DJプレイの3つの機能がある

増幅」は、サウンド増幅モードのこと。2台のBeats Pill+をペアリングし、両方のBeats Pill+で同じ音楽を再生させることができる。ホールや野外とかの広い場所で別々に配置し、同じ音楽を流した場合に利用できます。

ステレオ」は、ステレオ再生モードのこと。2台のBeats Pill+をペアリングし、1台が左のチャンネルとして、もう1台が右のチャンネルとしてステレオ再生できる。よりステレオ感を出したいときに重宝しそうですね。

DJプレイ」は、DJ モードのこと。複数のデバイスからスピーカーをコントロールできる。友人や恋人と1曲ずつ交互に好きな音楽を楽しみたいといった場合に使えますよ。

アプリがなくても「Beats Pill+」を使うことはできますが、絶対に入れておいた方がいい理由があります。

それは起動音・終了音のオン・オフはアプリでしかできないからです。

はっきり言って起動音・終了音は不快です。めっちゃデカい音で主張してくるし、この製品で唯一の不満点です。アプリを入れさせるためにわざと大きな音にしてるんじゃないかって疑いたくなるほど。ググれば「Beats Pill+ 起動音」が3位に出てくるほど。それだけ消したい人が多いんでしょうね。

消し方はアプリを起動して少し下の方へ移動し、「サウンド」のオン・オフのトグルボタンをオフにすればOKです。

サウンドのオン・オフのトグルボタンをオフにする

ふう、これで一安心。

持ち運びするならケースに入れたほうがよい

どんな製品でもそうでしょうけど、持ち運びするならケースに入れておいた方がいいでしょう。おすすめはこちらの専用スピーカーバッグです。

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まとめ

ポータブルBluetoothスピーカー「Beats Pill+」の購入レビューをしました。

オシャレなデザインで、パワフルな音質。場所を取らないコンパクトサイズで個人的には高評価です。購入してからはSpotifyとBeats Pill+で毎日音楽を楽しんでいます。

実はもう一つ買おうか悩んでいる最中です。一つでも十分なステレオ感を味わえますけど、2つ使うとどうなるのか。ちょっと興味ありますよね。

iPhoneユーザーでポータブルBluetoothスピーカーを探している方は一度チェックしてみてください。

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結局2台購入した

どうしてもステレオで聞いてみたくて、結局2台購入しちゃいました。

Beats Pill+2台でステレオ再生

想像以上に2台でステレオすると臨場感が半端ない!!ライブ音源の曲とか再生していると最高ですね。夜に最小の音量で再生していてもいい感じ。

ただ、ステレオするには都度アプリでステレオを指定しないといけないのは面倒かな。最初に電源を入れた方に接続されるので、アプリからプラスで「Beats Pill+」を追加してステレオ設定する必要がある。

Beats Pill+でステレオするには都度アプリで設定する

それでもステレオで聞きたいので都度設定してますけどね。設定も数秒で終わるからヨシとしています。

おつかれさまでした。

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