kintone開発者ライセンス(開発環境)を利用する方法

kintone開発者ライセンス(開発環境)を利用する方法です。

kintone開発者ライセンス(開発環境)を利用する方法

kintone(キントーン)とは、プログラミングの知識がなくても、ノーコードで業務のシステム化や効率化を実現するアプリがつくれるクラウドサービスのこと。

今回、kintone(キントーン)を使った開発案件に関わったので、kintone開発者ライセンス(開発環境)に申し込んでみた。

せっかくなので、kintone開発者ライセンス(開発環境)を利用する方法をまとめておきます。


kintone開発者ライセンス(開発環境)とは

kintone開発者ライセンスは、kintoneエンジニアのための無料の開発環境のこと。kintone APIを使った開発を目的として、利用できる環境を提供してくれる。

Kintoneの30日の無料お試し版とは異なり、1年間も無料利用できるという特徴がある。1年間利用後も更新手続きをおこなえば、利用期間を延長できるのはうれしい。

環境としては、スタンダードコースとほぼ同等だ。API実行、JavaScriptやCSSを使ったカスタマイズを試せたり、プラグイン開発等のチュートリアル実践に利用できる。対象サービスはkintoneのみで、ユーザー数5人、ディスク容量25GB固定の環境となっている。

ただ、注意したいのは、すでにkintoneに契約しているメールアドレスでは申し込めないということ。例えば、会社のメールアドレスでkintoneを契約していた場合、同じメールアドレスではkintone開発者ライセンスへは申し込みできない。

つまり、本番環境と開発環境で同じメールアドレスは使えないということ。本番環境の申し込みで使いたいメールアドレスが決まっているなら、開発環境の申し込みは別のメールアドレスを使った方がいいかなっと。

開発者ライセンスは、kintoneを契約しているメールアドレスや30日間のお試し環境と同じメールアドレスでお申し込みいただけません。

kintone開発者ライセンス 申し込みフォーム - cybozu developer network

kintone開発者ライセンスを申し込む

それでは、kintone開発者ライセンスを申し込む方法を説明します。

申し込みフォームに必要事項を記入する

このリンクをクリックして申し込みフォームを開く。

kintone開発者ライセンス 申し込みフォーム - cybozu developer network

下へスクロールして、名前やメールアドレスなどの必須項目を入力して次へをクリックする。

名前やメールアドレスなどの必須項目を入力する

以降は適当に埋めておく。

以降は適当に埋めておく

この画面になれば申し込みは完了。

kintone申し込み完了画面

メールを確認する

10~30分くらいすると、cybozu developer network事務局からメールが届く。

cybozu developer network事務局から届いたメール

kintone開発者環境にアクセスする

kintone開発者環境にアクセスには、「◇ ドメイン情報」に書かれているアクセスURLをクリックし、ログイン名、パスワードでログインする。

kintone開発者環境にアクセスする

Kintoneをクリックする。

Kintoneをクリックする

この画面が出れば完了。Kintone開発をスタートしよう。

Kintone開発画面

ドメインの管理をおこなう

ドメインの管理をおこなうには、「◇ サイボウズドットコム ストア情報」のアクセスURLをクリックし、Email 、パスワードでログインする。

ドメインの管理へアクセスする

特にドメインの変更とかしなくても使えるので、筆者は変更していない。

ドメインの変更画面

まとめ

kintone開発者ライセンス(開発環境)を利用する方法を紹介しました。

今回、kintoneアプリの開発に携わって思ったことは、初動はスクラッチ開発なんかより圧倒的に早いってことかな。なんならExcel入力をそのまま画面入力に切り替えるだけなら数時間で終わる。ただ、やはり標準機能だけじゃ物足りない感があるので、有料プラグインの導入は必須となってくる。そうして付け足していくと、なんやかんやランニングコストがかかって、結局スクラッチ開発と変わらないじゃんみたいな結果にもなりそうだなっと。

まあ、せっかくなので今後はkintoneの開発で作ったアプリや便利コードを紹介していきたいと思っています。

おつかれさまでした。

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