EXCEL 日付を加算してnか月後の日付を求める - MONTH関数・DATE関数
EXCELで日付を加算してnか月後の日付を求める方法です。
実務ではExcelの日付を加算し、nヵ月後の日付を求めたいということがよくあります。しかし「n日後の日付を求める」で紹介したように、日付に 30 とか 31 とか足し算するわけにはいきません。1 か月の日数は必ずしも一定ではないためです。
そこで、MONTH 関数と DATE 関数を利用して結果を求めます。
ここでは EXCELで日付を加算してnか月後の日付を求める方法 を紹介します。
対象
検証したExcelのバージョンです。
- Excel97
- Excel2000
- Excel2003
- Excel2007
- Excel2010
- Excel2013
- Excel2016
- Excel2019
関数名
MONTH関数・DATE関数の仕様です。
関数名 | 引数 | |
---|---|---|
MONTH | シリアル値 | 月を 1 (月) ~ 12 (月) の範囲の整数で返します。 |
DATE | 年, 月, 日 | 指定した日付を表すシリアル値を返します。 |
使い方
A2 のセルに該当の日付があったとします。それに対し、1 か月後の日付を求めたいとします。数式は以下のようになります。
=DATE(YEAR(A1),MONTH(A1) + 1 ,DAY(A1))
数式は「=DATE(YEAR(A1),MONTH(A1) + 1 ,DAY(A1))」となります。
なんだか関数がたくさんあってごちゃごちゃしているように見えますね。少し整理してみましょう。
- YEAR(A1):元データから年を求めています。
- MONTH(A1):元データから月を求めて + 1 しています。
- DAY(A1):元データから日を求めています。
というわけで、nヵ月後の日付を求めるために元データを年・月・日に分解しているというわけです。
ちなみに以下のように設定すると、今日から 6 か月後の日付が求められます。
A1セル | B1セル | C1セル |
---|---|---|
=TODAY() | 6 | =DATE(YEAR(A1),MONTH(A1) + B1 ,DAY(A1)) |
おつかれさまでした。