「Windowsサポートに電話してください」の詐欺画面が出た場合の対処方法
「Windowsサポートに電話してください」の詐欺画面が出た場合の対処方法です。
これは、筆者の実家で発生したトラブルです。どうもパソコンでインターネットをしていて、ポップアップ広告が出たところで「開く」ってクリックしたら、マイクロソフトのエラーメッセージと警告メッセージが表示されたとのことだった。
その画面には、ご丁寧に国際電話の番号が表示されており、解決のためにテクニカル サポートへ電話をするように促される。
しかも全画面表示されて、通常のブラウザーを閉じるなどの操作ができなくなっている。
もちろん、これはマイクロソフトのサポートを装った詐欺の1つだ。間違っても電話をかけてはいけない。
まずは深呼吸して落ち着こう。対処はできる。
ここでは Windowsサポートに電話してくださいが出た場合の対処方法 を紹介します。
当サイトでは参考情報を提供するのみです。対処は自己責任でお願いします。
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表示された詐欺画面の様子
下図はマイクロソフトのサポートを装った詐欺画面の様子。
キーボードでのカーソル操作はできないし、マウスで「キャンセル」をクリックしても閉じることができない。警告音を流すことで不安をあおっている。電話するしかない状態に追い込んでくるってわけだ。
詐欺画面の対処方法
では、詐欺画面の対処方法について説明します。
絶対に電話をかけてはいけない
絶対に電話をかけてはいけない。画像にある「010」というは、日本の国際電話の識別番号であり、「1」は北米の国番号になっている(日本の国番号は81)。つまり、海外へ国際電話をかけることになるからだ。
一度電話をかけるとマイクロソフトサポートを装う詐欺師の一味が、遠隔操作ツールのインストールや金銭の支払いなどに、しつこく誘導してくる。仮に電話をかけてしまっても、ツールをインストールしたり、金銭を払ったりしないこと。
もしかけてしまったら、すぐに電話を切って、着信拒否に設定して電話に出ないようにしよう。
そして、万が一遠隔操作ツールのインストールをしてしまった場合は、それをアンインストールしておこう。
詐欺の画面を終了する方法
詐欺画面は、ブラウザーを全画面表示させ、いくつもの画面を重ねることで、画面操作ができないように見せかけてある。
でも大丈夫。キーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Del」の3つのキーを同時に押して「タスクマネージャー」を起動しよう。
ブラウザーを選択して右クリックから「タスクを終了」をクリックすれば、詐欺画面を閉じることができる。
ブラウザー:ここでは Microsoft Edge
ふう、これで一件落着だぜ!
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念のためにウイルスチェックしておく
この手の詐欺画面では、ウイルスに感染することはないが、念のためにウイルスチェックしておくと安心だ。
Win11だったら、Cドライブを選択して右クリックし「その他のオプションを確認」から「Microsoft Defender でスキャンする」をクリックする。
「フルスキャン」を選んで「今すぐスキャン」をクリックすればOK。
参考サイト
参考になります。
マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください - News Center Japan
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まとめ
Windowsサポートに電話してくださいが出た場合の対処方法を紹介しました。
とりあえず筆者の実家PCは事なきを得たわけだけど、高齢の親世代が遭遇したらパニックになるだろうなと。実際、うちの親は焦って電話してきたわけだし。まあ、電話をかけた先が詐欺画面の番号じゃなくて、筆者の番号で本当によかったと思った次第です。
皆さんも十分に気を付けてネットサーフィンを楽しんでくださいね。
おつかれさまでした。